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トラウマの茶巾寿司 [雑談]

好き嫌があまりない自分。
弟が食わず嫌いでそれを軽蔑していたのも影響している。
(そんなこともあり好き嫌いが多い人が「あれだめ、これ嫌い」とギャーギャー騒ぐといらっとする)
苦手なの食べ物はあるけれど、基本的にはなんでも食べるようにしている。

以下本題。
実家の父親はお土産を買ってこない人だった。
お土産を持って帰る日があるが、ほぼ100%貰い物。
接待に料亭をつかうと「茶巾寿司」を持って帰った。
もちろん弟は食わず嫌いだから見向きもしない。
父親はもっと偏食で一切食べない。
母親も茶巾寿司はあまり好きではないようだった。
処理係が私になった。
高級料亭のお土産だけあって味は良かった。
その当時はバブルで接待だらけの父親。
私は茶巾寿司三昧の日々。
正直飽きるが食べ物を粗末にしてはいけないので食べた。

日曜日。昼まで寝ていた私。
起きなかったので母親は弟を連れてお昼ごはんに寿司屋に行ってしまった。
私も大好きな寿司屋だったので置いてきぼりをくらったことに怒った。
一言声を掛けてくれれば速攻で起きたのにと文句を言ったが、
昼まで寝ている私が悪いと母親。

「あなたのお昼としてお土産は買ってきたわよ」
と出てきたのが

茶巾寿司

「あなた大好きでしょ」
と追い打ち。

好きじゃないっす!

「誰も食べないから仕方なく食べていたのであって好きではない。
鉄火巻きやかっぱ巻きのほうがまだマシだ」
と伝えた。母親はビックリしていた。
とりあえずまた我慢して食べたが半分以上は食べられなくなって捨てた。
捨てたらスッキリした。

それ以来、お土産の茶巾寿司は食べなくなったし、現在でも茶巾寿司は一切作らないし買わないのでした。

2013_0426.jpg
仕事の会食とかで出てきたら食べますが。
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