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(文鳥のぴーちゃ)ふくいちけっぴょー事件(その3) [文鳥のぴーちゃ]

(文鳥のぴーちゃ)ふくいちけっぴょー事件(その1)
http://angeworks.blog.so-net.ne.jp/2012-05-10
(文鳥のぴーちゃ)ふくいちけっぴょー事件(その2)
http://angeworks.blog.so-net.ne.jp/2012-05-11
からの続き。

ふくいち4号機の使用済み燃料棒を会社のプールに保管していたぴーちゃ社長に
しるきちの怒りが炸裂した。
ぴーちゃ社長はいつもの調子で答えた。

「まあおちつけ、しる。松本ブースカ君の依頼で回収してきたッピ。
東大時代の友人なんだッピ。」
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「ええっ、社長って東大出身だったんですか?」
「学食に行ってたッピ。」

「・・・で、なんに使うんですか?あんなの。」
「いや、北が欲しがってさ。そろそろ核実験をやりたいらしい。
文句言うなよ。この超ド級産廃を無料で回収したんだッピ。
感謝されるべきだッピ。」

ぴーちゃ社長は荷物を運び出した。
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怒り心頭のしるきちは姫宮を飛び出して社長を追いかけた。
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4月13日、朝の話でした。

しばらく日本海側のモニタリングポストは異常値を検出していたけれど、
ただちに影響はないだろうと数値は公表されなかった。

しるきちの10円ハゲは次の換羽期まで残っていた。

ふくいちけっぴょー事件、おしまい。

(この物語はフィクションであり、実在の鳥物及び団体とは一切関係ありません)
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