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アーミーオタはブランドオタ並のお金がかかると知った日 [雑談]

親は弟を金銭面で大事にしていた。

「あの子は稼げないんだよ」とのセリフで、
弟の年金、固定資産税、光熱費、車の購入費等、その他もろもろを支払っていた。
弟の財産整理時に数値をはっきり知った時にはビックリした。

親は結婚して独立している私には厳しく、
「お前は贅沢で苦労を知らない」
と、贅沢者扱いだった。
私への説教は「お前は貧乏を知らないといけない」。
弟が病気の時にカウンター寿司をごちそうしてはげましたのだが、
後から「あの寿司は贅沢だった」と贅沢ネタとしてネチネチ言われた。

旦那が会社を立ち上げた時、親から「あの子を雇ってくれないか?」と聞かれた。
弟にITのスキルはあるのか?と聞いたら
「やはり能力がないと雇えないかい?」と残念そうだった。
その時も親は「あの子は稼げないんだ」とつぶやいていた。

私がブランド物を買うのが気に食わなかったのかもしれない。
私のクレージュのコートもシャネルのバッグも長い期間の現役で、
とっくの昔に減価償却しているとは思うのだけれどね。

弟はアーミーオタクだった。
モデルガン所持はあたりまえ、もっとマニアックなコスプレもしていた。
弟いわく「服はレプリカではなく本物だよ」って話で、
その当時は海外の軍隊から流れた品なのかな~くらいの認識だった。
弟はちゃんと会社員として稼いていたので、これらは自分で買っていた。

さて、最近はアキバにもその手の店が増え、弊社ビルから徒歩5分の所にもマニアックなお店が存在。
お店を覗いてみたら見覚えのある弟コートを発見。
そのお値段はクレージュのコートと同額!
さらに持っていた別のコートはクレージュの2倍!!
第二次世界大戦時の本物。
これかーーーー!と記憶がよみがえった。

さらにざっと見るとアクセサリー等の小物も高い。
ハイブランドのビジューといい勝負。
モデルガンのお値段は言わずもがな。

「稼げない子」の優雅な散財ぶりを知った日でした。
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