ルビーのトラウマ

独身時代にタイ旅行に行きました。
ツアーだったので当たり前のようにお土産さんに連れて行かれたのでした。

おみやげ屋さんと言っても、行った先はなんとタイのルビー工場。
「工場なので現地の原価でルビーが買えますよ！」
って添乗員からの魅力的なアナウンス。
正直wktk。

当時の日本のルビーは、
ダイヤに囲まれたプラチナリングが20万円くらいからスタート
ってのが主流だったので、見たルビーは日本価格では安く感じたのでした。

その中で気に入ったのがピンクなルビーが8石（合計で1ctあるかないか）ほど入っている金のブレスレット。
金の細くて華奢なチェーンの途中にルビーの小さいルースが入っている、
おしゃれなデザイン。

当時の価格で6万円。
工場価格なのに高いな～、でも欲しいな～、と葛藤して
悩む時は買わない性格のため、
買わずして離脱したのでした。

が、しかし、海外旅行で買い逃がしたものは後まで引きずるもので、
「あのブレスレット可愛かったな～」
「チャンスを逃したかな～」
「旅先で買い逃したのは永遠に手に入らないって良く言うもんな～」

と悩んで、ルビーが欲しい・・・と何年もウダウダして、
とりあえず小さいリングを買ったりもしたけれど満足出来ず。
現在とりあえず大きいルース及び希望のピンクルビーを安い価格でゲットしたので
ウダウダが終了したのでした。


2つとも加熱ルビー。Lead-Glass処理は無し。
ピンクの方はK18でリングにする予定。
赤いのはリングかペンダントかで悩み中。