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ドローンROS開発、医療系3Dスキャン開発、点群データ [仕事関係]

久しぶりに仕事の話になります。
最近のANGEWORK
「ROS(Robot Operating System)開発」及びに、
「LIDAR(Light Detection and Ranging / Laser Imaging Detection and Ranging)データ解析」を受託させて頂く事が多くなっております。

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守秘義務がある為一般的な説明しか出来ませんが、
ROSの内容は皆様がよく知っている自動飛行から、自己位置推定、
危険の発見、緊急回避、着陸をどうするか、といった内容です。
さらに飛行条件別というテーマでは、
水辺、特殊高層建築物、危険建造物等といった条件下での動作から撮影、
GPSが届かないエリアの対応等があります。

LIDARデータというのは、ドローン等で収集するデータの一つで
レーザー計測器等で集めた「点」の集合体であり、
よく「点群」と呼ばれます。
その点を集めることで地形や建物などの位置や形状を再現します。

ANGEWORKでは2015年から3Dプリンター向けソフトウェア開発や
UnityプラグインRuntime STL Loaderを提供していた背景があり、
「点群」をSTLにメッシュ化した実績もあります。
早くから「業務用3Dデータ」「点群」に若干慣れていたことが、
ドローン開発に繋がっているものと憶測しております。

現在は「医療用3Dスキャナー」データを
撮るだけではなくさらに現場活用したいと、
医療用ソフトウェア開発の問い合わせも増えてます。

ちなみにLIDAR案件の具体的なフォーマットはLAS/LAZやメッシュ化されたPLY、又はSTLなどが殆どです。
特定のOS実装よりもブラウザ動作要件が多く、大量のデータを高速かつ軽量に扱うための技術確立や、測地系と3D空間との相互変換等をフロントエンド側で算出等といった件はいつも技術や論文とにらめっこ状態で厳しい仕事になる事ばかりです。

興味のある企業様はお問い合わせ頂けますと幸いです。
幸い、現在ご依頼件数が多く、大急ぎの対応は難しいですが、
データ検証や特殊デバイスが絡んだ算術処理、幾何学計算のR&D等はお話をお伺いさせて頂くことが可能です。
今後もANGEWORKをよろしくお願いいたします。


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