CG屋と理解しない親 [雑談]
CGの仕事をする上で最大級の障害が親でした。
親にとって絵かきの作業は全否定及び仕事として認定できないこと。
一切理解しないし、したくもない。
絵描きの人間は貧乏人って信じ込んでいる。
で、私にしてほしいのが「英語の仕事」なんだって。
内容はどうでもよくて娘は「英語の仕事」をやっているって自慢をしたいのが目的。
子供時代は
・お前の絵は個性がないからダメ。
(個性があったとしても個性的でダメとか言うだろう)
・お前に才能も根性もないから絵の仕事なんかできない。
・絵では絶対食えない。絵かきは貧乏人だ。
そんな教育を受けました。
で、OLになって夜間学校とかいってなんとかCG描きまで来た現在。
親は未だに「英語の仕事」は続いているのか?と聞いてくる。
私が現在CG屋って事実がとても耐えられないらしい。
あまりにしつこいので
「英語のしごとなんかはなっからやってないし、英語なんか大嫌いだ。
そんな仕事は一生やらないから金輪際英語って単語を口にするな。
そんなに英語の仕事が好きならば自分でやれ」
とやんわりと答える・・・・・が、会えばまた言う。
しつこい。
しかし転機は来た。
親はあるデカイ写真を縮小する必要があった。
写真はかなりデカイのでちょっと値が張るスキャナーが必要なレベル。
引き受けてサクッと作業。
自宅にあるスキャナーはA4までなのでちょっと合成の時間はかかったけど。
ようやくCG屋の実力を見せられるなと思って渡した。
受け取った親は「ありがとう」と言って受け取り、中身は見もしない。
ええーー?、チラッっとでも見てくれよ、と思いつつ。
「ほらほらこんなに綺麗に色も出ているよ」と成果物を見せる。
ああそうかいな、態度。
「ええと、お金を取れる作業なのですが・・・」
と言ってみた。
私にとっては簡単な作業なので無料でやる気だったけれど悔しくなったから。
親はそのセリフを無視。
「これは有料です」たたみかける。
・
・
・
・
親は「こんなの誰にでもできる」と一言。
ああ、この世代の親父ってこーなんよ。
期待した自分がダメなんです。
一言「ありがとう。綺麗にできているね」と言えば終わったのに。
そんなに理解できないんだ。
次からはCGなんか仕事じゃないと思っている連中から、
一切無料で引き受けるのを辞めようと、
自分を大事にしようと思ったのでした。
ようやく、ようやく、分かった。
かなり長い年月がかかったけれどね。
CG屋さんの皆様も自分を大切にしてください。
親にとって絵かきの作業は全否定及び仕事として認定できないこと。
一切理解しないし、したくもない。
絵描きの人間は貧乏人って信じ込んでいる。
で、私にしてほしいのが「英語の仕事」なんだって。
内容はどうでもよくて娘は「英語の仕事」をやっているって自慢をしたいのが目的。
子供時代は
・お前の絵は個性がないからダメ。
(個性があったとしても個性的でダメとか言うだろう)
・お前に才能も根性もないから絵の仕事なんかできない。
・絵では絶対食えない。絵かきは貧乏人だ。
そんな教育を受けました。
で、OLになって夜間学校とかいってなんとかCG描きまで来た現在。
親は未だに「英語の仕事」は続いているのか?と聞いてくる。
私が現在CG屋って事実がとても耐えられないらしい。
あまりにしつこいので
「英語のしごとなんかはなっからやってないし、英語なんか大嫌いだ。
そんな仕事は一生やらないから金輪際英語って単語を口にするな。
そんなに英語の仕事が好きならば自分でやれ」
とやんわりと答える・・・・・が、会えばまた言う。
しつこい。
しかし転機は来た。
親はあるデカイ写真を縮小する必要があった。
写真はかなりデカイのでちょっと値が張るスキャナーが必要なレベル。
引き受けてサクッと作業。
自宅にあるスキャナーはA4までなのでちょっと合成の時間はかかったけど。
ようやくCG屋の実力を見せられるなと思って渡した。
受け取った親は「ありがとう」と言って受け取り、中身は見もしない。
ええーー?、チラッっとでも見てくれよ、と思いつつ。
「ほらほらこんなに綺麗に色も出ているよ」と成果物を見せる。
ああそうかいな、態度。
「ええと、お金を取れる作業なのですが・・・」
と言ってみた。
私にとっては簡単な作業なので無料でやる気だったけれど悔しくなったから。
親はそのセリフを無視。
「これは有料です」たたみかける。
・
・
・
・
親は「こんなの誰にでもできる」と一言。
ああ、この世代の親父ってこーなんよ。
期待した自分がダメなんです。
一言「ありがとう。綺麗にできているね」と言えば終わったのに。
そんなに理解できないんだ。
次からはCGなんか仕事じゃないと思っている連中から、
一切無料で引き受けるのを辞めようと、
自分を大事にしようと思ったのでした。
ようやく、ようやく、分かった。
かなり長い年月がかかったけれどね。
CG屋さんの皆様も自分を大切にしてください。