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敵は内部にあり 中学受験 [雑談]

息子が受験生の時、親が我が家を急襲していきなり言い出した。
「都立の中学校に入れるように」と。
「先方の校長とは話をつけたので無条件で入れる」
ええ?ちまたに大人気の都立中高一貫校ですか?と思いきや、
普通の3年制、○央区。
いきなりなんだい?
なに勝手に話つけてるの?

親は昔から○央区にいる親戚の家に孫の籍を移し
○央区の都立に入れたいって言っていた。
越境入学はめんどいし、親戚も迷惑だろうに。

都立はレベルが高いとか面倒見がいいとか都立自慢が始まり、
中高一貫校に入ると油断をして勉強をしない子になると中高一貫校否定が始まった。

あのー、その隣であんたの孫はその中高一貫校目指して
受験勉強の真っ最中なんですが。
(息子すぐ側で漢字の書き取り中)

あと、それを6年生の時点で言うか?
(塾で4年生から本格的な勉強を3年かけてやる)

さらには滑り止め校否定が始まった。
あそこは○○一族ってのが経営していて、こいつらの評判が良くない。
そこも、塾の先生と相談したり実際見に行って気に入った学校。
滑り止めといっても進学率がかなりいい。
あと、○○一族って誰?

なんでこんな中高一貫校否定話を真面目に聞いたかというと、
親は私立高校の元教員であり、都内の教育機関に顔が広いからなのだ。

しかし私はこの人の娘であり一番正体を知っている。
多分、教育機関の飲み会かなんかで偶然知人に会って、
その時に親戚地域中学校の校長としって盛り上がり、
いい加減に「孫を入れる」と約束をしたのだろうと・・・
思いっきり「行き当たりばったり」の約束だろうと。

んで、受験ラストの1年は都立中学に入れろ入れろとうるさかった。

息子は周りの意見に流されないっていうかあまり気にしない性格。
中高一貫校をおじいちゃんから否定されながらも
息子は普通に本命校に合格。
おじいちゃんお勧め学校は名前すら記憶に残さず進学することに。
ようやく都立中学攻撃が終了となったのでした。

ここから余談。
前々から入学のお祝い金は○万円払うよ~と言っていたんだけれど、
旦那親族のお祝い金額を聞いてくるので、正直に言うと、
「じゃ同じ額に減額しちゃおうかな」・・・と減額のお知らせ。
これもいつもそう。
お金をあげるよ → 時間が経つと言った額から減額 → あげた後はなんだかんだと理由をつけて一部金額を回収。
毎回喜ばせた後にズルズルと引き落とす。
もう、そんなやりとりも面倒になって「お祝い金はいりません」ときっぱり拒否。
「そっか」とあっさりお祝い金無しになりました。
「じゃ孫にはお小遣いでもあげるか」と言ってたけれど、
孫にはその後会えておりません。

酷い娘でしょうが、なんだかさっぱりした。
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