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差額ベッドは希望しなければ払うことはない(表編) [雑談]

これも去年体験した
「人の面倒を引き受けた」&「動いたことによって疲れたうえに嫌~な気分になった」件。
ってことで「表編」は普通に淡々と書くことに。
結構知らない人が多いので知ったほうがいいかな・・と思って。

病院の差額ベッドっていうのは入院時に使用する部屋を
個室にしたりゴージャスにしたりすると発生する料金。
大体が個室利用時から発生。
複数人数が使う大部屋利用時は無料(っていうか保険から出てるのかもしれないけれど)、
入院患者がベッド代を払うことはない。

以下、人物関係

・A 入院患者
・B 患者奥さんで入院の保証人
・C 入院の保証人

Cから電話が来た。
Aの体調悪化時に病院の設備的理由で個室に移動。
その時にBが個室利用の同意書にサインをして個室利用料が発生した。
その額が相談時点ですでに50万円ほど。
どうしたらいいか、・・かな。(トータル金額はちょっと記憶が怪しいが)
AとBは実際の稼ぎが少ない&Aは休職状態。
そのため実際の入院費支払いをCがしていたので不安になったらしい。

差額ベッドは支払う必要がないのに払わされている人が多い、
と新聞で読んだことがあったので調べてみた。

差額ベッドの料金発生条件
・料金表が提示されているある受付や事務所等の場所でサインをする。
・本人か親族の希望。

Bに電話をして個室移動時の状況を聞いてみた。
・体調悪化時病院の設備の都合で個室移動になった。
・移動時に病室にて差額ベッドの同意書にサインさせられた。

差額ベッドの支払い条件になはらない。

Cにどうしたいのかを聞くと、入院も長引きそうだし、
サインはBがしたが実際に支払うのは自分だし
不当な請求なら払いたくないし、もし半額にでもなるのならそれはそれで助かるとのこと。
Cは自分では交渉ができないと言うので私が付き添って
病院のソーシャルワーカーに会うことにした。

大病院にはソーシャルワーカーという相談してくれる人がいる。
今回会ったソーシャルワーカーは元看護師という大ベテランな方。
状況を説明して差額ベッド代が体調悪化時にいきなり発生して困っていることを伝えた。
直後にソーシャルワーカーはあちこちに電話をし、
入院費及び他の治療等で発生した金額をしらべてくれた。

結果は
「差額ベッド代は一切発生しません」
ということ。

その後も「この治療費のここまでは保険適用内です」といった
金額的な説明をすべてクリアにしてもらった。

説明を聞いてCは大安心。
CはAの体調から金銭面まであれこれが心配で、夜もろくに寝られなかったそうだ。

良かったねってことで、
入院時の悩みはお早めにソーシャルワーカーに相談することをお勧めします。
事前に自分で調べることは必要だと思うけれど。

ここまでが表編。次は私の愚痴炸裂の裏編・・・書けるかなw
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